自社ウェブサイトやフライヤーは安価な広告宣伝のメディアです。FBページ(法人なら作成できます)やツイッターと連動させて、ファンの獲得を目指しましょう。
【自社ウェブサイト】
最近はCMS(JimdoやWixが有名)の発達のおかげで、HTMLの知識がなくても自分でつくれるようになりました。無料プランで練習しておいて、事業開始前に有料プランでオリジナルドメインやメールアドレスを取得するのが有用でしょう。その際、自社予約(OTAに手数料を取られない)は必ずできるようにしておきましょう。自社予約の設定は第29項を参照してください。
ちなみにJimdoは自分でサーバーやドメインを用意しないで良いので楽です。本サイトもJimdoで作成しています。もちろん将来の拡張性に備え、別途サーバーとドメインを自分で用意してWordpressで作成するのも手です。
【宿泊約款】
各OTAごとにキャンセルポリシーを決めることができますが、自社予約の場合のキャンセルポリシーはこの宿泊約款に基づきますので、顧客と揉めないよう、きちんと作成し、館内のみならずウェブ上にも掲示しておくことは必須です。ゲストハウスのモデル宿泊約款をここからダウンロードして作成してください。
【施設紹介パンフレット】
無料で観光協会やお店などで置いてもらう場合、サイズが小さければ小さいほど喜ばれます(置くスペースが先方にない場合もあるからです)。情報は絞り、ショップカードサイズも検討しましょう
(下に続きます)
<自分でドメイン・サーバーを取得する場合のおすすめサイト>
【プレスリリース】
広告はアナタがお金を払って載せてもらうメディアです。雑誌、新聞広告、看板などメディア問わず基本的に数十万円の世界です(逆に10万円以下の広告は効果がありません)。一方で広報は基本的に無料でアナタがメディアに向けて発信するもので、プレスリリース(PR)と呼ばれます。メディアが興味を持つと向こうから取材をさせて欲しいと依頼されます。無料でしかもテレビ、ラジオ、新聞などで紹介されるので施設の知名度もアップします。費用対効果が抜群に良いのが広報です。Japonica Lodge営業時の「メディア実績」も全てPRで0円で獲得したものです。
普通のゲストハウスでアピールしづらい・・・というのなら、経営者であるアナタの熱意や経歴をアピールする手もあります。プレスリリースではなく「another life.」や「storys.jp」などを活用してみる方法もあります。
【近隣アクセスマップ】
ゲストハウスは泊食分離(食事は提供しない)が基本ですので、顧客は近隣に買い物などに出かけます。地域の近隣マップに載せてもらう、または自分で近隣マップを作製するなど、施設を中心としたマップを製作すると喜ばれます。Adobeイラストレーターなどで作成するか、ランサーズなどの外部委託サイトでデザイナーに発注しましょう。製作したマップはそのまま自社ウェブサイトのアクセスのページ載せてしまえば、近隣の魅力と合わせて訴求できるので一石二鳥です。
(※1)外国メディアに対してPRを投げたい場合はフォーリンプレスセンター(FPCJ)やバリュープレスの英語版を使用可能。
(※2)フォトショップやイラストレーターで加工した写真はOTAによって掲載NGの場合があります。加工していない良い写真が必要になってくる理由はここにあります。
<外部委託業務を発注する際のおすすめクラウドソーシングサイト>